私たちの多くは、パートナーに対する愛と献身を、切り離し難いものだと考えたがります。愛をロマンチックな献身の土台だと考え、また献身は愛の証しだと考えます。しかし、多くの場合、愛と献身は明らかに切り離されたもので、愛は常に長期間の献身に結びつくわけではないし、相手との関わりがなくなってからも、長期間にわたって愛情を抱き続けている、といった経験をしている人はたくさんいるはずです。

プラトンの時代から、哲学者たちは時代を超えてロマンチックな愛を語ってきましたが、社会科学の分野で研究されるようになったのは、ほんの過去20年間のことです。実際に、大学の学究的な調査から始まって、今では書店でたやすく手に入るようになったさまざまな種類の「セルフ・ヘルプ」に関する本にいたるまで、愛についての心理的・社会的研究が盛んになったのは、1970年代半ばからです。心理学者や社会学者たちは、愛と献身を定義付け、ふたつの相互影響をはっきりさせることで、ロマンチックな関係そのものをより深く理解できるようになると信じています。
おそらく、夫への熱情は冷めてしまいます。たとえば、彼があなたにキスしようとしている時に次のような場面をイメージします。
・・・夫の鼻水が垂れ下がっている。
・・・夫の体中を虫が這っている。
・・・夫の耳から毛が生え、つき出ている。
どんなイメージでもよいのです。彼に対する熱情をさますものであればなんでもかまわないのです。
少なくとも性的拘束感を減少させることはまちがいないでしょう。
まず、とくに夫を恋しいと思っていない平常の心の状態の時に、このようなネガティブなイメージを描く練習をしておくのです。夫を恋しいと思い出したら、いつでもできるようにしておくわけです。

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